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東京・神田の開発プロジェクトのため約44億円を調達/スターツコーポレーション

 スターツコーポレーション(株)は25日、2010年に東京都千代田区に事業者候補として選定された「(仮称)神田東松下町計画民間住宅棟開発事業」の始動に伴い、新株式の発行と株式売り出しによる資金調達を実施すると発表した。

 公募による新株式発行(一般募集)は180万株。引受人の買取引き受けによる売り出しは404万株、オーバーアロットメントによる売り出しは87万株、第三社割当による新株式発行は87万株。調達資金額(手取概算額合計)は上限44億1,819万1,600円。

 調達資金額は神田東松下町の地盤調査費、設計、建築工事代金等に一部充当する予定。共同住宅は一部を分譲マンションとしての販売や賃貸住宅としての入居募集を実施し、スターツプロシード投資法人などに譲渡する予定。

 同再開発プロジェクトは、74年間の定期借地権を活用した、区有地や民間有地を活用した一体開発。中堅所得者層向けにファミリー住宅などを整備する。敷地面積は約3,500平方メートル、延床面積は約3万2,000平方メートル。鉄筋コンクリート造地上25階地下2階建てを計画。2015年4月に着工、18年5月に竣工する予定。総事業費は約110億円。


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