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住宅ローン、完済までの平均年数は13.7年。9割超が繰上返済利用/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は14日、トレンド調査「『住宅ローン完済』の実態調査」の結果を発表した。

 同調査は、1都3県在住、住宅ローンを組んで完済した、子供のいる男性サラリーマン320名を対象に、9月19~21日の期間、インターネットを通じて実施したもの。

 住宅ローン完済までの期間は平均13.7年で、当初の予定より繰り上げた期間の平均は11.2年となった。

 住宅ローンを繰上返済で完済した人は約9割。最初に組んだ際のローンの種類は半数以上が「全期間固定型」となった。繰上返済の理由は「利息を減らしたい」が58.8%、続いて「精神的に借金が嫌」(40.8%)、「繰上返済より良い運用方法を知らない」(22.5%)などが挙がっている。

 繰上返済の方法については、「節約」が52.2%と半数以上となり、節約したものは「自分の交際費」(53.3%)、「自分の趣味代」(42.2%)、「旅費など家族の交際費」(35.6%)。返済方法は、続いて「ボーナス」(32.5%)、「退職金」(22.1%)という結果となった。


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