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東急コミュ、「スマート置き配」サービスを普及

 (株)東急コミュニティーは26日、(株)ライナフと3月に業務提携したことと、同社が管理するオートロック付き分譲マンションへ、ライナフの「スマート置き配」を提供していくと発表した。

 「スマート置き配」は、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を設置し、共用エントランスのカギをデジタル化。配送パートナーごとに認証された配達員が入館し、居住者の求めに応じ玄関前に置き配を行なうもの。宅配ボックスがいっぱいで荷物が受け取れない事態を回避できるほか、宅配ボックスから重い荷物を運ぶ必要がなくなる、インターフォンを鳴らさない静かな配達が可能になるなどのメリットがある。

 導入にあたっては、スマート置き配利用に対応するよう使用細則改訂によるルール整備を図った上で、解錠履歴を記録してなりすましや不特定の入館を防ぐ。

 同社は、スマート置き配普及により、入居者の利便性を向上させながら、社会課題である再配達業務の削減と再配達のトラックが輩出するCO2削減に寄与していく方針。


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