シンガポールの政府系投資ファンドのGICは21日、東京都千代田区丸の内にある「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」のオフィス部分を取得したと発表した。
同物件は、2001年に完成した32階建て、延床面積8万1,692平方メートルの複合ビル。オフィス部分のほか、「フォーシーズンズホテル丸の内東京」や多様な店舗が入居している。
GICが今回取得するのは8～31階部分、専有面積3万8,840平方メートル。取得先はセキュアード・キャピタル。
GICリアルエステートのアジア共同代表であるLee Kok Sun氏は「安定収益と長期的な資産価値向上を見込んでの取得」とコメントしている。