東急リバブル（株）は23日、香港のコンボイ・インターナショナル・プロパティー・コンサルティング・カンパニー・リミテッド（以下、CIPC社）との間で、香港投資家による対日不動産投資に関する協業の実施に合意したと発表した。
CIPC社は、投資家向けに海外不動産に関するマーケティングや投資、その他の助言サービスを提供する香港のコンサルティング会社。香港で最大のIFA（Independent Financial Advisor：独立系金融アドバイザー）事業会社として香港のほかマカオや中国本土でも事業を展開するコンボイ・フィナンシャル・ホールディングス・リミテッド（香港証券取引所上場）の100％子会社であり、顧客には多くの香港投資家を抱えている。
今回の協業により、CIPC社が香港において日本不動産への投資に興味のある投資家を発掘し、東急リバブルが投資物件の開発および日本における不動産取得に関する各種アドバイスや媒介業務等を行なう。同社は、幅広い投資家層の集まる香港市場からの対日不動産投資を促進し、インバウンド仲介事業を拡大していきたい考え。
同社では、今月初めには香港に駐在員事務所を開設し、グローバルネットワークを拡大。また、最近海外投資家も注目するホテルや物流施設などのオペレーショナルアセットの取り扱いも強化している。