不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

小江戸・川越を意識した和モダンスタイルの住宅を提案/三井ホーム

「川越モデルハウス」外観。延床面積230.81平方メートル
玄関脇のおもてなしの間。伝統的なモチーフ、素材、色彩を現代的な形にアレンジしたジャパニーズモダンを提案
吹き抜けのリビング・ダイニングには、スキップフロアを用いたスキップライブラリーも設置

 三井ホーム(株)は27日、埼玉県川越市の総合住宅展示場内に8月末にオープンした「三井ホーム川越モデルハウス」のマスコミ向け見学会を開催した。

 デザインは「Oakley(オークリー)」を採用。「Oakley」は「本物」にこだわった二人暮らしを叶える家。豊さをの価値を知る大人が純粋に人生を楽しむための家がコンセプト。1999年に初代を発売して以来、未だ人気が衰えないモデルであり、川越エリアでの要望が多いことから今回の出展となった。
 「小江戸」と呼ばれる川越のまちを意識した連格子や江戸組子、竹格子などの伝統的なモチーフ、素材、色彩を現代的な形にアレンジして採用。ジャパニーズモダンのひとつとして「KAWAGOE Style」を提案する。合わせて外観も天然木、塗り壁などを用いて川越のまち並みに溶け込むたたずまいを目指した。
 また、室内は立体的に縦に広がる空間や、断熱性能と全館空調を生かした間仕切りのない横に広がる空間を設け、地域の人々とのつながりを大切に、人を招き入れ、人とつながる家をコンセプトとした間取りとなっている。

 また、今回のモデルハウスは、照明計画全般をコイズミ照明(株)の設計チームが担当。LEDと多灯分散照明設計(空間の明るさを高める環境光・手元の明るさなどを確保する目的光・空間アクセントとなる演出光の3つの照明効果を組み合わせた設計)を用いて、省エネルギー性と空間の快適性を考えた暮らしのあかりも提案している。

 なお、同総合住宅展示場は8月30日にオープンしており、オープン後の来場者数では、同社が他社に倍以上の差をつけトップ。来場者内訳は、7割が川越市在住で、若年層からシニア層まで幅広い年齢層となっている。オープン後の成約数はオークリーモデル含め計7件、建て替えが6割強。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら