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賃貸管理業界で働く女性を表彰、「ワーキングウーマン」10名が決定/日管協レディース委員会

「ワーキングウーマン2014」の受賞者たち。北澤委員長は、「賃貸管理業界を盛り上げていくため、皆さんで頑張っていきましょう」と激励した
受賞者6名によるパネルディスカッションの様子。「失敗してもまずはやってみることが大切」「苦手分野に挑戦したい」など、前向きな意見が交わされた

 (公財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会(委員長:北澤艶子氏)は12日、レディース委員会全国大会をグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)で開催。「日管協ワーキングウーマン2014」の表彰式を行なった。

 同表彰制度は、賃貸不動産業界の第一線で華やかに光輝く女性にスポットライトを当てることによって、業界全体で働く女性たちを支えるとともに、活躍の場をより一層広げ、盛り上げていくことを目的に創設したもの。隔年で行なっており、今年で4回目となる。会社貢献度が高い、仕事と家庭(子育て・介護を含む)を両立し、常に前向きに業務に励んでいる、会社における初の女性店長や管理職に就任、などの選考基準で、パナホーム不動産(株)の森山恭子氏ほか9名を表彰した。

 表彰式の冒頭で、北澤委員長は「レディース委員会は18年という歴史のある団体。本部をはじめ、全国各ブロックによる活動も活発で、業界での認知度も高まってきた。今回のワーキングウーマンは過去最高の応募者があり、選考は困難を極めたが、受賞者以外の方も皆、素晴らしい活躍がみられた。賃貸管理業界を盛り上げていくため、皆さんで頑張っていきましょう」などと話した。

 その後、受賞者6名によるパネルディスカッションを開催。「失敗してもまずはやってみることが大切」「前向きに何事にもチャレンジする」など、仕事に取り組む姿勢について意見が交わされたほか、「若い世代を育成していくことが今後の課題」といった抱負も述べられた。また、ブルドックソース(株)代表取締役社長の池田章子氏がクリスマス記念講演を実施。「ちょっとした工夫と気持ちの持ちようで人生は拓ける」と、参加者を激励した。最後に、132名が参加してのクリスマスパーティが行なわれ、盛会となった。


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