大手50社建設受注総額、2ヵ月連続で増加／国交省調査

　国土交通省はこのほど、2014年11月の大手50社の建設工事受注動態統計調査を発表した。受注総額は9,504億円（前年同月比16.9％増）で、2ヵ月連続で増加した。

　民間工事は6,319億円（同32.0％増）となり、4ヵ月ぶりに増加。発注者別では、不動産業、金融業、保険業、製造業等が増加し、情報通信業、鉱業等で減少した。

　公共工事は2,449億円（同20.9％増）と2ヵ月連続で増加。発注者別にみると、国の機関0.4％増、地方の機関56.7％増と、国・地方ともに増加した。

　海外工事については350億円（同63.0％減）で4ヵ月ぶりの減少となった。