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「不動産は買い時」が53.5%/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は26日、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に実施した「住宅購入に関する意識調査(第8回)」の結果を発表した。調査期間は1月6~13日で、有効回答数は1,766人。

 不動産の買い時感について「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」と回答した人は53.5%(前回調査比0.1ポイント増)となり、前回とほぼ同じ結果となった。買い時だと思う理由については、「住宅ローンの金利が低水準」が最も多く73.4%(同17ポイント増)。続いて「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」が41.5%(同0.6ポイント増)、「今後、不動産価格が上がると思われる」が34.2%(同12.5ポイント減)、「購入する上で税制などのメリットある」が21.5%(同3.2ポイント増)となった。
 なお、「買い時だと思わない」の回答は23.8%(同3.6ポイント増)。

 不動産価格については「上がると思う」が39.6%(同4.6ポイント減)となり、その理由では「東京オリンピックの開催」や「アベノミクス効果」に期待する意見に加え、「円安による海外からの投資拡大」という意見が多くみられた。
 一方、「下がると思う」は16.8%で同5.2ポイント増加した。
 住宅ローン金利については、「ほとんど変わらないと思う(低金利が続く)」が最も多く48.9%(同9.6ポイント増)、「金利は上がっていくと思う」は30.8%(同13.9ポイント減)。

 また、住宅購入を検討する際に「新築・中古どちらも検討する」「中古住宅のみ検討する」と回答した中古住宅購入検討者77.6%にリフォームについて聞いたところ、「購入時にリフォームすることを考えている」人は75.3%いることが分かった。


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