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ユーザニーズを取り入れたキッチン、東京・西新宿の賃貸マンションに初導入/伊藤忠都市開発

「KICHIN to KITCHEN」を初導入した新築賃貸マンション「クレヴィアリグゼ西新宿」外観
機能性を重視した「クレバーキッチン」

 伊藤忠都市開発(株)は2日、同社が開発した新築賃貸マンション「クレヴィア リグゼ西新宿」(東京都新宿区、総戸数57戸)にタカラスタンダード(株)および三井デザインテック(株)と共同で開発した「KICHIN to KITCHEN」を導入したと発表した。

 (株)オウチーノの「若手ビジネスマンの食生活」(2014年9月調査)の調査結果から、独身ビジネスマンの約6割が、朝食・夕食を「自炊・手料理」、約2割が調理済みの食品を家で食べる「中食」であることが分かった。このような傾向を捉え、3社は現在の生活習慣に対応するキッチンとして「KICHIN to KITCHEN」を開発。多様な不満やニーズに対応するため「クレバーキッチン」と「クールキッチン」の2種類を商品化した。

 「クレバーキッチン」は、キッチンの使用頻度が高いユーザー向けに、作業スペースや収納スペースの確保や清掃性をアップさせるなど機能性を重視した。一方「クールキッチン」は、キッチンの使用頻度が低く、中食派のユーザー向けに、収納スペースや適度な機能を確保するほか、デザイン性を重視した。

 同キッチンを今回初めて導入した「クレヴィアリグゼ西新宿」は、東京メトロ丸の内線「西新宿」駅徒歩7分、JR「新宿」駅西口徒歩11分に立地。鉄筋コンクリート造13階建てのシングル層をメインターゲットとした賃貸マンション。専有面積は25.01~58.79平方メートル。間取りは1R・1K・1LDK・2LDKで8タイプのバリエーション、3タイプのインテリアカラーから選択することが可能。賃料は10万9,000~26万円。管理費は1万~2万円。


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