東京建物不動産販売（株）は1日、「買取仲介推進部」を開設した。
同社では、従前よりアセットソリューション営業部にてさまざまな規模・用途の不動産を取得し、付加価値を向上させたのち、売却する事業を展開。近年では仲介支店と連携した個人住宅、分譲用土地の取り扱いも強化してきた。
今回、より良質で幅広い情報の確保と、積極的に質の高い物件の買い取りを進めることを目標に、個人住宅案件の取り扱いに特化する同推進部を開設したもの。主に区分所有マンション、分譲用土地、戸建等の、個人住宅・土地を買い取り、リフォーム、造成等のバリューアップ後に売却する事業を展開していく。
同社の仲介支店の持つ情報のほか、新築物件への買い替え検討客の窓口である「買替相談センター」や、2014年11月に結成された「東京建物不動産販売のれん会」の不動産業者間ネットワーク等、多岐に渡る情報ルートを生かして優良な不動産の取得を進めていく。取得後は、さまざまな不動産に関するバリューアップのノウハウをもつ「アセットソリューション営業部」、リフォーム部門を有する「東京建物アメニティサポート」等、同社グループのもつソリューション機能を最大限に活用し、高付加価値の不動産として売却することを目指す。