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「品川シーズンテラス」5月28日にグランドオープン/NTT都市開発他

「品川シーズンテラス」外観

 NTT都市開発(株)と大成建設(株)、ヒューリック(株)、東京都市開発(株)は、共同で開発してきた大規模複合ビル「品川シーズンテラス」を、5月28日にランドオープンすると発表した。

 同プロジェクトは、1931年から約80年間稼働してきた芝浦水再生センターのリニューアルと、その上部空間を有効利用するプロジェクト。光・風・水・緑という自然と人の営みがリンクした持続可能なまちづくりを実現させたもので、テーマは「環境共生」。
 2月25日に竣工しており、商業ゾーン「品川シーズンテラスSHOP&RESTAURANT」の完成をもってグランドオープンとなる。

 東海道新幹線やJRなど複数の路線が乗り入れる「品川」駅徒歩6分。国際化が進む羽田空港や成田空港へのアクセスも良好で、新たな国際ビジネス拠点としての将来性が高まるエリアに立地。

 建物は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地上32階地下1階建て。敷地面積約4万9,547平方メートル、延床面積約20万6,025平方メートル。3.5haの広大な緑地を配したほか、自然光をビル内に導くスカイボイドや涼しい外気を取り込むナイトパージ、再生水の利用するなど、環境に配慮した。また、免震構造の採用し非常用発電機や貯水槽の設置等により、非常時も72時間ビル機能を維持できるようにするなど、防災面にも配慮している。

 オフィスゾーンは国内最大級となる1フロア1,500坪を確保。また、今回オープンする商業ゾーンでは、飲食を中心に物販・サービス・クリニック等、新業態・等居初出店を含む21店舗が出店し、オフィスワーカーをサポートしていく。


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