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東洋ゴムの免震不正の対象建築、新潟の病院1棟を追加公表/国交省

 国土交通省は、東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料の大臣認定不適合に係る建築物として、新たに民間の病院「猫山宮尾病院」(新潟市中央区)1物件を公表。同物件は、すでに対象建築物として判明していたが、所有者の同意を得られたことから公表に至った。

 これで、公表した建築物は庁舎12棟、病院4棟、複合施設1棟となった。そのほか病院2棟が対象建築として判明しているが、所有者の同意が得られていないため詳細は未公開。

 なお、当該建築物は、構造安全性の検証によって、震度6強から震度7程度の地震で検証したケースで、免震層の変形(39.2%<100%)、上部構造の変形ともに判定基準内であることが確認されている。詳細は3月26日付のニュース参照。


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