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分譲販売で売上高半減、営業損失12億7,500万円/ヤマダ・エスバイエルホーム15年2月期決算

 (株)ヤマダ・エスバイエルホームは14日、2014年2月期決算を発表した。

 当期(14年3月1日~15年2月28日)の連結売上高は516億5,000万円(前年比3.8%増)、営業損失12億7,500万円(前年同期:営業損失6億4,700万円)、経常損失13億6,900万円(同:経常損失6億6,500万円)、当期純損失56億9,700万円(同:当期純損失9億8,200万円)と赤字幅が拡大した。

 住宅事業では、「SMART eco STYLE ZERO」シリーズを始めとする中高級路線とコストパフォーマンス商品「eスマイル」シリーズの2路線を軸に展開。さらに認知度の高い「小堀」ブランドの確立に向け、「kobori研築工房」展示場にも注力した。また、賃貸住宅中核商品として「St' LOUER」も発売し、リーズナブルな価格設定で受注拡大を図った。しかしながら、特に分譲販売事業で売上高が前年同期比52.6%と消費増増税の反動減の影響が顕著となり、売上高387億3,800万円(前年同期比5.7%減)に留まり、営業損失11億2,000万円(同:営業利益3,300万円)となった。

 リフォーム事業については、受注活動を強化したほか、(株)ヤマダ電機の一部店舗に設置した「トータルスマニティライフコーナー」などを活用し営業展開を図った。その結果、オーナーからの受注を中心に販売を伸ばし、売上高121億8,000万円(前年同期比49.3%増)、営業利益は3億4,600万円(同525.7%増)を計上した。

 なお次期については、連結売上高512億4,000万円、営業利益2億5,000万円、経常利益2億円、当期純利益1億円を見込む。


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