大和証券オフィス投資法人（DOI）は27日、オフィスビル3物件の信託受益権の取得を発表した。
取得する物件は、「リバーゲート」（東京都中央区）、「グラスシティ渋谷」（東京都渋谷区）、「目黒プレイスタワー」（東京都目黒区）。
「リバーゲート」は、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅徒歩3分。地下鉄3駅4路線の利用が可能なエリアに位置。敷地面積7,088.66平方メートル、延床面積5万3,790.26平方メートル。取得価格は280億円で、引渡予定日は6月2日。取得先はテムズ特別目的会社。
「グラスシティ渋谷」はJR山手線「渋谷」駅徒歩9分で、9路線の利用が可能。敷地面積2,452.64平方メートル、延床面積1万639.97平方メートル。取得価格は160億円で、引渡予定日は5月1日。
「目黒プレイスタワー」は、JR山手線ほか「目黒」駅徒歩6分。敷地面積899.99平方メートル、延床面積4,807.48平方メートル。取得価格は56億円で、引渡予定日は5月1日。
今回の取得により同投資法人のポートフォリオは48物件、取得価格総額4,412億5,970万円となる。
なお、今回の物件取得に伴い、新投資口発行および投資口売り出しを実施。募集投資口数は4万1,045口。オーバーアロットメントによる売り出しが1,955口。第三者割合による募集投資口数は1,955口。265億6,000万円を上限に調達する計画。
また同日、2015年1月23日に公表した15年5月期の運用状況および分配金の予想について上方修正。
当期は、営業収益103億9,800万円（前回発表比1.7％増）、営業利益47億2,700万円（同1.0％増）、経常利益39億7,100万円（同1.5％増）、当期純利益39億6,900万円（同2.2％増）、1口当たり分配金9,000円（同3.4％増）を見込む。