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大手50社建設受注総額、4年連続で増加/国交省調査

  国土交通省はこのほど、「建設工事受注動態統計調査」(大手50社)の2014年計および15年3月分を発表した。

  同年の受注総額は14兆3,579億円(前年比8.2%増)。うち、国内建設工事受注総額は13兆5,903億円(同9.6%増)となり、いずれも4年連続の増加となった。

  民間工事は8兆8,928億円(同4.8%増)で4年連続の増加。発注者別では、不動産業、製造業、運輸業、郵便業等が増加し、サービス業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、農林漁業等が減少した。

  公共工事は4兆2,272億円(同22.9%)で4年連続の増加。国の機関2兆7,445億円(同28.5%増)、地方の機関1兆4,825億円(同13.7%増)といずれも増加した。

  また、15年3月の受注総額は1兆9,543億円(前年同月比10.8%増)となり、6ヵ月連続の増加。

  民間工事は1兆2,683億円(同39.3%増)となり、5ヵ月連続で増加した。発注者別では、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売業、小売業等が増加し、不動産業、その他、農林漁業等が減少した。

 公共工事は6,342億円(同7.4%減)と2ヵ月の減少。国の機関(同11.6%減)、地方の機関(同1.3%増)ともに減少となった。


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