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リプランニング事業好調で、増収増益/サンフロンティア不動産15年3月期決算

 サンフロンティア不動産(株)は8日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は277億4,100万円(前年同期比56.1%増)、営業利益は58億5,000万円(同29.1%増)、経常利益は55億9,300万円(同28.8%増)、当期純利益は50億5,300万円(同25.7%増)となった。

 主力の不動産再生事業では、リプランニング事業において仕入・商品化の過程で販売候補先を具体的にイメージし、利回りだけでなく、物件の持つ固有の立地特性や希少性、資産としての安定性、税制面でのメリット等、購入される顧客から見た「価値」に訴求した商品づくりに取り組んだ結果、期中の販売実績は29棟(前期:19棟)となり、売上高・利益ともに増加。当期に販売を計画している物件の商品化や翌期以降の販売する物件の仕入れにも注力した。
 賃貸ビル事業においては事業化の過程にあるリプランニング物件の家賃収入等が増加したこと等により増収増益。不動産証券化事業においては共同投資案件として出資した特別目的会社の保有物件売却に伴う投資分配収入があったため、前記に比べ増収増益となった。
 その結果、セグメント全体では売上高242億7,900万円(同69.5%増)、セグメント利益62億7,000万円(同33.7%増)を計上した。

 次期については、売上高330億円、営業利益63億円、経常利益60億円、当期純利益53億円を見込んでいる。


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