（公財）東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は14日、2015年4月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,808件（前年同月比0.8％増）とわずかながら前年同月を上回った。前年同月比では13ヵ月ぶりの増加。都県別では、東京都1,377件（同1.0％増）、埼玉県357件（同0.8％減）、千葉県354件（同7.1％減）、神奈川県720件（同5.7％増）。
1平方メートル当たりの平均成約単価は44万5,500円（同5.1％上昇）と、28ヵ月連続で上昇。平均成約価格も2,828万円（同5.2％上昇）となった。新規登録件数は1万4,116件（同5.3％増）と、4ヵ月連続の増加。在庫件数は3万3,363件（同1.6％減）と、27ヵ月連続で減少している。
また、中古戸建ての成約件数は988件（同6.6％減）と、2ヵ月ぶりの増加。平均成約価格は2,970万円（同1.6％上昇）と、6ヵ月連続の上昇となった。