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創立50周年迎え、記念事業など実施/都宅協が総会

「協会の基盤整備に向けた取り組みを行なっていく」と語った都宅協会長の瀬川氏

 (公社)東京都宅地建物取引業協会、(公社)全国宅地建物取引業保証協会東京本部は27日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で定時社員総会を開き、2014年度の事業報告を行なったほか、決算などを審議、議決・承認した。

 冒頭、挨拶した都宅協会長の瀬川信義氏は、「本会は今年で創立50周年の節目になる。その歴史を称えるため、記念事業として記念誌の発行や記念講演会、祝賀会を計画している」と述べたほか、新入会員増強など、協会の基盤強化に向けた取り組みについて説明した。また、最近の市場環境に触れ「株価の上昇など、明るい兆しが見えてきた。20年に向けた東京都のインフラ整備の進捗により、不動産業界も活性化するだろう」と展望を語った。

 なお、15年3月末時点の会員数は1万5,134社で、前年同月よりも31社増えた。同会では、入会促進キャンペーンなどを行なっており、「この4月は86社が入会し、5月も60社の目標が達成できそうだ」(瀬川氏)と協会の基盤強化に向けて、15年度は好調なスタートを切ったという。


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