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東京・東陽町に暮らしやすさ追求した大規模マンション/住友不動産

「シティテラス東陽町」の完成予想模型
モデルルームのリビング

 住友不動産(株)は30日より新築分譲マンション「シティテラス東陽町」(東京都江東区、総戸数522戸)のモデルルーム一般公開をスタートする。

 同物件は東京メトロ東西線「東陽町」駅より徒歩5分に立地。明治安田生命が保有していたオフィスビルの跡地1万2,742平方メートルを2012年に取得、事業化した。建物は鉄筋コンクリート造地上15階建ての3棟構成。専有面積は54.88~87.90平方メートル、間取りは1LDK~4LDKで3LDKが約8割を占める。8月に予定する1期販売は100戸程度の売り出しを予定しており、坪単価は約310万円を想定している。

 外観デザインは横浜・みなとみらい21地区の「赤レンガ倉庫」をモチーフに落ち着いた風合いを演出。エントランスは石川県金沢市の「21世紀美術館」を参考にデザインした。

 徒歩15分圏内に保育所が10ヵ所以上あり、医療施設、学校など各種利便施設がそろっていることから、共用部を必要最低限として、ランニングコストを抑制。管理費を1平方メートル当たり180円程度にできた。また、24時間有人管理に加えて共用部への48時間の給電が可能な非常用発電機など、災害対策も強化している。

 住戸は収納力を強化。モデルルームとして用意した75平方メートル・3LDKのプランでは、3つのウォークインクロゼット(WIC)に加え、納戸や物入れなどを設けた。「お客さまの満足度を考えた場合、広い部屋よりも広い収納による利便性を考えた。74平方メートル以下のプランでも、2WICのプランを多く用意している」(同社マンション分譲事業本部営業部主任・西澤 孝氏)。

 15年1月のホームページ開設から、資料請求件数は約2,200件。地元だけでなく広域からの反響を得た。地元住民を中心に特別事前案内会を行なったところ、400件が来場。そのうち90%が再来場の予約をしており、40歳代のファミリーと、60~70歳代の高齢世帯の需要が多かったという。


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