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買取再販業務の支援システムを発売/レックアイ

 不動産業向けの業務支援システム開発などを手掛ける(株)レックアイはこのほど、マンション・戸建ての買取再販・リノベーション業務支援システム「RMS」を発売した。

 すでに販売中の売買仲介業務支援システム「BMS」をベースに、買取再販に特有の業務フローに対応するシステムを組み入れたもの。物件の仕入れ情報管理や買取契約管理、事業収支、顧客情報管理、販売契約管理など、買取再販ビジネスに関する一連の業務フローに網羅的に対応。買取物件の発掘から、再販物件のカギの引き渡しまでを一元的に進捗管理できる。

 マンション、戸建ての1住戸単位の買取再販や、1棟買い取った上での区分販売・バルク販売、土地を買い取って区画分譲・再開発・戸建分譲など、“不動産を買い取って再販する”さまざまな事業形態に対応しているなど、幅広い業務で活用できる。

 「各社の最も効率的な業務フローを想定し、そのフローを支援するシステムを組み上げて設計する」(同社代表取締役社長:鈴木徳之氏)と、その会社の業務に合わせてシステムを構築するのではなく、導入企業の業務フロー見直しを含めコンサルティングすることで、効率的な業務を提案していく。

 販売価格は、その会社ごとにカスタマイズする専用パッケージシステムとして納入する「エンタープライズ型」が4,000万~8,000万円。標準的な機能をインターネット上で提供する「ASP型」が導入初期費用30万円から・月額利用料10万円からとなる。すでに大手流通会社数社がエンタープライズ型のシステムを導入もしくは導入を内定しており、初年度にASP型を含めて30社程度の販売を見込む。


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