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「都市と緑・農が共生するまちづくりに関する調査」に関する提案を選定/国交省

 国土交通省は12日、農林水産省と連携し、3月20日~4月24日まで募集していた「平成27年度 都市と緑・農が共生するまちづくりに関する調査」に関する提案について、選定した14件を発表した。

 同調査は、緑地・農地と調和した都市環境の形成や都市農業の有する多様な機能の発揮促進を目的とするもの。国土交通省と農林水産省が取り組みの提案を募集・選定し、調査を委託する。

 国土交通省「集約型都市形成のための計画的な緑地環境形成実証調査」では、「地域協働による都市における生態系ネットワーク拠点保全・創出実証調査」(埼玉県所沢市、所沢市自然共生連絡会)、「都市の魅力を高める緑地の『生き物との共生モデル』実証調査」(福岡県北九州市、北九州市生き物との共生モデル検討会)など12件を選定。

 農林水産省「都市農業制度検討調査委託事業」では、「市街地における農空間を活用した安全・安心・快適なまちづくりの推進」(大阪府貝塚市、貝塚市農空間を活用した安全・安心・快適なまちづくり検討会)、「都市農業の継続・振興に向けた『相談窓口』活動を通じた新たな都市農業・農地保全策の検討」(全国農業会議所)の2件を選定した。


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