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大阪・豊中の再整備事業、商業施設の一部がオープン/読売新聞大阪本社他

「SENRITO よみうり」I期の全景

 (株)読売新聞大阪本社と讀賣テレビ放送(株)は7月1日、MID都市開発(株)、関電不動産(株)、関西電力(株)の3社(以下、関電グループ)を共同事業者として推進している再整備事業「よみうり文化センター」(大阪府豊中市)において、商業施設「SENRITO よみうり」のI期をオープン。併せて、施設2階玄関と大阪モノレールおよび北大阪急行電鉄の「千里中央側」駅(大阪府歩行者専用道)を結ぶ新たな歩行者回廊(デッキ)を開通する。

 同事業は、現施設を、スイミングスクール用のプールやクリニックモールを併設した商業施設と、高さ約185mのタワーマンションに建て替えるもの。商業施設とマンションからなる街区名を「SENRITO」、商業施設名は「SENRITO よみうり」とした。

 「SENRITO よみうり」は、鉄骨造地上7階地下1階建て。館内2階には、憩いやイベントの空間として吹き抜け広場「YOMIURI PLAZA」(よみうりプラザ)を設置。7・8月には週末イベントを計画している。また、I期の空調設備には、スマートコミュニティ実現に向けた取り組みとして「自動デマンドレスポンス」と呼ばれる省エネ・節電システムを採用した。2017年春に全面開業の予定で、今後建設するII期にはイオンモール(株)が専門店街を形成する。

 なお、19年春には関電グループが建設するタワーマンション(鉄筋コンクリート造地上52階地下1階建て)が完成する予定。


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