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東京都心5区の空室率、引き続き低下傾向に/三幸エステート調査

 三幸エステートは13日、2015年6月末時点の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京23区、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市)の大規模ビル(基準階床面積200坪以上)マーケットのデータをまとめた。

 東京都心5区の大規模ビル空室率は3.71%(前月比0.08ポイント減)、現空面積は19万3,030坪(同4,195坪減)。既存ビルは旺盛なオフィスビル需要と新築ビルに対する相対的な値ごろ感から、空室床が着実に解消し、小幅ながらも空室率は低下傾向が継続している。

 1坪当たりの募集賃料は1万9,770円(同361円上昇)、募集面積は49万567坪(同4,562坪減)だった。

 また、全国6大都市の大規模ビル空室率は、東京23区が4.2%(同変わらず)、札幌市5.4%(同0.7ポイント増)、仙台市10.1%(同0.6ポイント減)、名古屋市4.9%(同0.2ポイント減)、大阪市6.3%(同0.1ポイント増)、福岡市4.3%(同0.4ポイント減)。



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