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埼玉県のエコ設備補助事業に選定/ポラスグループ

 ポラスグループは14日、埼玉県が新たに創設した補助事業「ミニエコタウン事業」の協力事業者として同社グループの6社が選定されたと発表した。
 
 埼玉県は、2012年度より既存住宅スマートハウス化を推進するため、「埼玉エコタウンプロジェクト」に取り組んできた。同事業は、15年度より創設された補助事業で、民間事業者が過去に販売した分譲地の中より選定される「ミニエコタウン・モデル街区」において、エコリフォーム等を実施した場合に一定額の補助をするもの。

 具体的には太陽光発電設備や太陽熱利用システム、定置用リチウム蓄電池等の設置において費用総額の20%を補助する(各項目に上限額有り。また、1戸当たりの補助限度額は合計100万円)。

 補助金交付については、(1)県の定めるエコ設備を設置すること、(2)エコリフォームの施工については、住宅品質保証(株)、(株)ポラスのリフォーム、(株)住宅資材センター、第一エネルギー設備(株)との契約のものであること、(3)規定の事業期間に県に対して補助申請および完了報告をすること、の3つの条件を満たす必要がある。
 
 今回認定を受けたのは、「吉川きよみ野地区」や「松伏せゆめみ野東地区」などの5街区(17分譲地・575戸)。同社は対象となる住宅に居住する顧客に対し、積極的にエコリフォームを提案、実施し、既成市街地のエコ化を推進していく考え。

 詳細は埼玉県のホームページを参照。


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