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中古マンション価格天気図、「晴れ」地域は最多。二極化はさらに進行/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、2015年6月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表わす。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は12地域(前月10地域)と増え最多となった。「雨」は5地域(同5地域)、「小雨」は9地域(同9地域)と変化はなし。「薄日」は10地域(同12地域)と減少。「曇」は11地域(同11地域)と変化はなかった。

 前月「曇」だった11地域のうち、「薄日」に改善したのは、宮城県や富山県など3地域で、4地域は「曇」で変らず、茨木県と群馬県など4地域が「小雨」に悪化した。

 前月から天候が改善したのは12地域(同6地域)と倍増。横ばいが25地域(同31地域)に減少。悪化は10地域(同10地域)に変化なかった。全国的にみると、大都市や地方中核都市は上昇傾向となっている反面、他の地域では依然として下落傾向が強く、価格の二極化はさらに進行している。


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