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首都圏居住用賃貸物件、成約件数4ヵ月ぶりに増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年6月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、25万2,481件(前年同月比2.0%減)。1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,614円(同1.1%下落)、賃貸アパートが2,165円(同0.9%下落)。1戸当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが平均9万3,800円(同1.5%下落)、賃貸アパートが6万400円(同0.7%下落)となった。

 成約件数はシングル向き物件が回復したことにより、1万9,804件(同5.3%増)と4ヵ月ぶりの増加となった。地域別では、東京23区8,968件(同8.0%増)、東京都下1,461件(同3.1%減)、神奈川県5,423件(同1.8%減)、埼玉県1,969件(同14.1%増)、千葉県1,983件(同13.8%増)となった。
 
 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,577円(同0.7%下落)で、2ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートは2,125円(同1.1%下落)し、再びマイナスに転じた。1戸当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが9万円(同2.5%下落)と、9ヵ月ぶりに減少。賃貸アパートは6万3,600円(同1.3%上昇)で、4ヵ月連続で上昇した。


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