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ミッドサイズオフィス事業の第1弾「赤坂」が竣工/サンケイビル

「S-GATE AKASAKA」外観
各階にカウンターやラックを備えたリフレッシュコーナーを完備
ベンチやテーブル・チェアを配置した屋上テラス

 (株)サンケイビルは30日、同社が展開するミッドサイズオフィスビル「S-GATE」の初弾物件「S-GATE赤坂」(東京都港区)を報道陣に公開した。

 同物件は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅徒歩1分に立地。敷地面積753.97平方メートル、延床面積4,035.83平方メートル、地上8階建て。基準階貸室面積525.85平方メートル、天井高2,800mm。アウトフレーム構造を採用し、無柱空間を実現。Low-Eペアガラスや自然換気小窓、LED照明、昼光センサー照明など、環境に配慮しつつ高い快適性を確保している。

 耐震構造を採用し、建築基準法に定められた耐震基準の1.25倍の強度を実現。各階に防災倉庫を設置し、非常用発電機により、停電時にも21~45時間の電源供給を可能とした。

 また、各階に液晶テレビモニターを設置したダイニング感覚のリフレッシュコーナーを用意。仕事の合間のリラックススペースや社員同士のコミュニケーションスペースとして利用してもらう。テーブル・チェア、ベンチを配置した屋上テラスや、壁面緑化、アロマの香りが漂うエントランスなど、ワーカーのリフレッシュのための工夫を数多く行なっている。

 1階の店舗部分にはコンビニエンスストアが出店。オフィススペースにはメディア系企業が1社単独で入居する。竣工時入居率は100%。

 同事業では、第2弾として「S-GATE内神田」(東京都千代田区)が17年4月に竣工予定。その他港区赤坂(竣工予定:16年11月)、千代田区有楽町(同:17年2月)でも、開発を進めている。


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