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期初予想上回るも、前年同期比では減益/フジ住宅16年3月期第1四半期決算

 フジ住宅(株)は7月31日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~6月30日)の連結売上高は184億3,100万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は4億9,500万円(同31.1%減)、経常利益は4億6,100万円(同34.7%減)、当期純利益は2億9,500万円(同39.9%減)となった。

 分譲住宅セグメントにおいては、自由設計住宅および分譲マンション受注契約戸数が合計200戸(前年同期:243戸)、受注残高が69億700万円(前年同期比11.6%減)に。当年度における新規供給の戸建プロジェクトが7~10月に集中するため、当期間中は前年度からの販売現場の残戸販売の消化に注力した。その結果、受注契約戸数は前年同期に比べ減少。セグメント売上高は54億8,200万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益は2億8,500万円(同35.1%減)となった。

 当期の業績は期初予想を上回る結果となったものの、前年同期比較においては利益面が減少。通期については、売上高880億円、営業利益48億円、経常利益46億円、当期純利益は30億円を見込んでいる。


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