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赤ちゃん視点のアイテム強化した戸建住宅を発売/トヨタホーム

「シンセ・スマイリズム」外観
親子が同目線でコミュニケーションできる「スマイリズムソファ」

 トヨタホーム(株)はこのほど、育児用品メーカーのアップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社のブランドである「アップリカ」とのコラボレーションにより開発したコンセプト商品「Smilim(スマイリズム)」に新しいアイテムを加えた新商品「SINCÉ Smilism(シンセ・スマイリズム)」を発売した。
 
 「スマイリズム」は、アップリカの赤ちゃん研究から作り出した製品づくりの独自基準と、トヨタホームの安全・安心な住まいづくりをもとに開発。2014年8月に発売し、キッズデザインを受賞した。このたび発売した「シンセ・スマイリズム」は、従来のコンセプトである“赤ちゃんの笑顔をはぐくむ家は、家族みんなの笑顔をはぐくむ家”を商品化したもので、赤ちゃん視点のアイテムを強化した。

 体の未熟性を守る工夫として、転倒時の衝撃から赤ちゃんを守るテキスタイルフロアやヌノカベを採用。また、エアリーガードで朝の光を取り込み、間接照明やライトコントローラーで夜の光を調節するなど睡眠に配慮。また、温度差を抑えるとともに空気を正常に保ち、快適性を維持する。 
 また、心の発達を育む家づくりの工夫として、視認性が高く親子が同じ目線でコミュニケーションを育める床座のリビングのほか、スマイリズムソファの設置により雑音となる反響音を軽減することで、音の明瞭度を高める仕様とした。
 
 代表プランは、延べ床面積136.77平方メートル。玄関ドアの電子錠ラ・ロックIIや日射制御エアリーガード、超緩勾配階段、テキスタイルフロアなどを装備。年間販売目標は100戸。


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