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大和ハウス工業等と連携、産官学で戸建住宅団地を再生/兵庫県三木市

「郊外型戸建住宅団地再生」に向けた取り組みイメージ

 兵庫県三木市は、民間事業者主体による「(仮称)郊外型住宅団地ライフスタイル研究会」の設立を呼びかけ、郊外型戸建住宅団地再生に向けた取り組みを本格的に開始した。

 同研究会は、産(大和ハウス(株)、凸版印刷(株)、(株)クラウドワークス等)・官(三木市)・学(関西学院大学・関西国際大学)計15の企業・団体で構成する。

 同市の中で最も高齢化が進む郊外型戸建住宅団地「緑が丘地区」(神戸市や大阪市のベッドタウンとして開発された団地)をモデル地域とし、「多世代循環型コミュニティ」を形成するために必要なサービスについて、具体的な検討を行なう取り組みを開始。同研究会で得られた知見を、同市の人口対策やまちの活性化につなげていく。

 今後は、コミュニティ内での高齢者に適した住宅の住み替えや、ICTを活用したサービスの効率化、郊外でも可能な新たな働き方の創出などについて検討する。2017年4月にも、サービスを順次開始する予定。


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