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グレードAオフィスの空室率、東京・名古屋が改善/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は10日、2015年7月時点の「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報」を発表した。「グレードAオフィス」は、オフィス集積度の高い地域の基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、賃室総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビル。

 東京23区のオールグレードオフィスの空室率は3.7%(前月比0.1ポイント低下)。東京全エリアのグレードAオフィスは4.4%(同0.4ポイント低下)といずれも低下した。グレードAオフィスの想定成約賃料は3万3,650円(同0.1%上昇)。

 大阪市はオールグレード5.8%(同0.3ポイント低下)、グレードAは6.2%(同0.1ポイント上昇)。想定成約賃料は1万9,800円(同0.8%上昇)。

 名古屋市はオールグレード4.6%(同0.4ポイント低下)、グレードA1.9%(同横ばい)。想定成約賃料は2万1,250円(同横ばい)となった。


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