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不動産価格指数、マンションが27ヵ月連続の上昇/国交省調査

 国土交通省は26日、2015年5月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は10年度平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数は104.9(前年同月比1.8%増)。住宅地は98.1(同1.7%減)で、うち、戸建住宅は99.5(同0.4%減)。マンションは119.9(同7.1%増)と、27ヵ月連続の上昇となった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合は106.1(同3.3%増)、住宅地は102.8(同0.7%減)で、戸建住宅97.5(同0.7%増)、マンション117.3(同7.1%増)。名古屋圏の住宅総合は98.8(同変化なし)、住宅地は93.7(同2.8%減)で、戸建住宅96.4(同0.7%減)、マンション120.0(同8.8%増)。京阪神圏の住宅総合は103.2(同0.3%増)、住宅地は96.4(同2.8%減)で、戸建住宅96.5(同2.7%減)、マンション118.3(同4.5%増)。

 東京都の住宅総合は110.8(同5.4%増)、住宅地は107.8(同0.9%増)で、戸建住宅100.2(同2.8%増)、マンション120.4(同9.0%増)。
 東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総数は120.1(同3.9%増)、住宅地は106.3(同3.0%増)で、戸建住宅120.5(同5.3%増)、マンション165.2(同0.7%増)。

 不動産取引件数は、全国の戸建住宅取引件数が1万2,593件・取引面積は311万5,199平方メートル。マンションは、取引件数1万2,569件・取引面積70万2,270平方メートルだった。


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