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「スタッフレスショップ」の拡大図る。イオンとの提携等で1,000店目指す/日本エイジェント

イオン松山店に設置した「スタッフレスショップ」

 (株)日本エイジェントは、「スタッフレスショップ」の拡大を図る。

 「スタッフレスショップ」は、不動産会社にとっての3大経費「人件費」「店舗家賃」「広告宣伝費」を最小に抑え、「部屋探しを楽しく、自由に遊んでもらう」ことを目的とした店舗。タッチパネルモニターとプリンターを内蔵した本体と、2人でゆったりと座れる椅子がセットになった「スタッフレスボックス」を設置し、ユーザーに自由に部屋探しをしてもらえる仕組み。採用会社の認知度アップと既存店舗への集客が期待できる。

 「有人店舗モデル」と「無人店舗モデル」の2種類を用意。「有人店舗モデル」は、既存の有人店舗にスタッフレスボックスを設置。社員が接客で手がふさがっているときなど、来店客自身で部屋探しができる。「無人店舗モデル」は、ショッピングモールや百貨店など、人通りの多い場所に設置し、無人店舗として運営。入りやすさを重視した「無人」店舗で集客し、有人店舗へ誘導する。2坪ほどのスペースで出店が可能なため、スタッフレスボックスを利用した多店舗展開が可能となる。

 同社は8月にイオンと業務提携しており、イオンの商業施設への設置をサポートしていく。現在73店舗を展開、1,000店舗の設置を目指す。


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