星野リゾート・リート投資法人（HRR）は8日、国内不動産6物件の取得を決定した。
取得するのは、「リゾナーレ熱海」（静岡県熱海市、取得予定価格37億5,000万円）、「界 鬼怒川」（栃木県日光市、同30億8,000万円）、「ANAクラウンプラザホテル広島」（広島県広島市、同177億8,400万円）、「ANAクラウンプラザホテル福岡」（福岡市博多区、同75億9,900万円）、「ANAクラウンプラザホテル金沢」（石川県金沢市、同66億900万円）、「ANAクラウンプラザホテル富山」（富山県富山市、同40億800万円）の6物件。取得予定価格は428億3,000万円。取得予定日はいずれも2015年11月2日。今回の取得で、同投資法人のポートフォリオは45物件、取得価格総額は854億300万円となる。
この物件取得に伴い、新規投資口発行および投資口売り出しを実施する。募集による投資口数は2万6,970口。オーバーアロットメントによる売り出し口数、第三者割当による新規投資口数はそれぞれ1,349口。調達資金額（差引手取概算額）は278億4,530万8,087円を上限とする。
またこれらの実施により、16年4月期の業績予想と配当予想を大幅に上方修正した。営業収益35億2,400万円（前回発表比76.0％増）、営業利益18億8,300万円（同83.8％増）、経常利益15億6,200万円（同66.8％増）、当期純利益15億6,100万円（同66.9％増）、1口当たり分配金2万14円（同1,186円増）とした。