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城西大学の学生に不動産業の魅力を解説/全宅連

学生に不動産業の魅力を解説する奥山氏

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は9日、城西大学坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)で、同大学現代政策学部の1年生約260人を対象にした解説授業を行なった。

 全宅連は、同会発行の「はじめての一人暮らしガイドブック」を使った教育機関での授業等を行なっており、今回は同大学より授業の依頼を受けたもの。授業では、(公社)埼玉県宅地建物取引業協会副専務理事の奥山 寛氏が講師となり、講義を行なった。

 同氏は、自身が不動産業に身を投じた理由やきっかけなどを紹介しつつ、不動産業の魅力や社会で働くための心構えなどを紹介。「不動産業は究極のサービス業。お客さまの年収や家族構成、今後の生活への考え方などを聞きながら、長期間にわたって家探しのお手伝い、新生活を始めるためのサポートをします」などと語った。

 また、不動産会社の仕事として、心理的瑕疵物件に関する対処や、滞納時の不動産会社の仕事など、自身の体験談も交えながら具体的に解説。今後一人暮らしをする可能性がある大学生に対して、家探しのポイントや重要事項説明で知っておくべきことなどを伝えた。
 「仲の良い不動産会社をつくることをお勧めします。全宅連は全国に不動産会社のネットワークがあります。全国どこに引っ越すにも、いい不動産会社を紹介してくれるし、業者しか見られない情報でいい物件を紹介してくれます」(同氏)と話した。

 同氏は最後に、「“やる”“やらない”で迷った時は、ぜひ“やる”を選択してほしい。宅建士資格や賃貸不動産経営管理士などの資格にも挑戦してほしいです」と呼びかけた。


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