三井不動産（株）は、横浜市内の三井不動産レジデンシャル（株）分譲のマンションに傾きが発生している問題で、コメントを発表した。
コメントは、以下の通り。
「このたび、弊社グループ会社である三井不動産レジデンシャル（株）が分譲した横浜市所在のマンションにおきまして、基礎部分となる杭の一部に不具合があることが判明いたしました。
区分所有者様、ご入居者の皆様には多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申しあげます。
三井不動産レジデンシャル（株）は、当該不具合の発生原因について、設計施工会社の三井住友建設（株）とともに現在調査中ですが、調査の過程で杭の一部の施工記録のデータについて、杭の施工会社が転用・加筆を行っていたことが確認されました。このデータの転用・加筆についても、設計施工会社とともに原因調査中ですが、現時点では不明であり、速やかに解明すべく調査を進めます。
このような状況の中、お住まいへのご不安に加え、日常生活にご迷惑をおかけすることとなり、区分所有者様、ご入居者の皆様には、重ねてお詫び申しあげます。
弊社グループといたしましては、今後とも、お客様の安心・安全を最優先に、誠心誠意対応して参ります。
なお、本件における業績の影響については現時点では不明であり、確認でき次第お知らせいたします」