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グレードAオフィスの空室率、東京・大阪・名古屋のすべてで上昇/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は10日、2015年10月時点の「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報」を発表した。「グレードAオフィス」は、オフィス集積度の高い地域の基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、貸室総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビル。

 東京23区のオールグレードオフィスの空室率は3.5%(前月比0.1ポイント低下)。東京全エリアのグレードAオフィスは4.8%(同0.3ポイント上昇)となった。グレードAオフィスの想定成約賃料は、3万4,150円(同0.9%上昇)。

 大阪市の空室率は、オールグレードが5.9%(同0.1ポイント上昇)、グレードAが5.0%(同0.4ポイント上昇)。グレードAの想定成約賃料は、2万50円(同0.3%上昇)。

 名古屋市の空室率は、オールグレードが4.1%(同0.3ポイント低下)、グレードAが2.8%(同0.8ポイント上昇)。グレードAの想定成約賃料は、2万2,050円(同3.3%上昇)となった。


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