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建築資材事業で収益性の改善に努め営業利益26.8%増/すてきナイスG16年3月期第2四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は13日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~9月30日)は、連結売上高1,029億7,900万円(前年同期比1.8%減)、営業損失11億1,800万円(前年同期:営業損失14億8,800万円)、経常損失13億8,300万円(同:経常損失17億8,700万円)、当期純損失17億3,900万円(同:経常損失17億4,400万円)。

 建築資材事業では、「省エネ住宅ポイント」「地域型住宅グリーン化事業」「スマートウェルネス住宅等推進事業」などを積極的に活用できるよう、省エネ性能に優れた住宅資材やゼロエネルギー住宅仕様などを提案した。また、「公共建築物等木材利用促進法」の施行を契機に需要が高まっている中大規模木造建築物への取り組みを拡大。これらの結果、セグメント売上高814億200万円(前年同期比3.2%減)となったが、収益性の改善に努めたことなどにより営業利益は11億600万円(同26.8%増)を計上した。

 住宅事業では、マンション部門で横浜市、川崎市および仙台市等の地域で、新ブランド「Noblesse(ノブレス)」を立ち上げ、以後供給するすべての分譲マンションで「免震構造」を採用した。一方、マンション売上計上戸数は85戸(同35.1%減)にとどまり、売上高は38億3,400万円(同30.4%減)となった。一戸建住宅部門では、企画型注文住宅「パワーホーム~Super High Quality & Good Price~」と東北復興応援型住宅「フェニーチェホーム」を供給し、売上計上戸数は194戸(同56.5%増)、売上高68億2,600万円(同93.8%増)を計上した。その結果、事業全体での売上高は179億9,800万円(同7.1%増)、営業損失は14億200万円(前年同期:営業損失16億1,800万円)。

 通期では、売上高2,400億円、営業利益18億円、経常利益9億円、当期純利益5億円を見込む。


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