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アパホテル、アメリカ全土でFC展開へ。5年間で100ホテルを目指す

「APA HOTEL WOODBRIDGE」外観

 アパグループは、アメリカ合衆国ニュージャージー州を拠点に不動産投資を行なうフレンドウェルグループと業務提携契約を締結し、合弁会社として「APA HOTEL FRANCHISE LLC」を設立。アメリカ国内において、「アパホテル」をフランチャイズ方式で展開していく。

 その初弾として、13日に「APA HOTEL WOODBRIDGE」(ニュージャージー州ウッドブリッジ、全200室)をオープン。敷地面積4万185平方メートル。延床面積4万4,182平方メートル。1984年築の鉄骨造11階建て。ニューアーク空港から車で20分、最寄りの「Metropark」駅からマンハッタンまで電車で30分と交通至便な場所に位置し、かつては「Hilton Woodbridge」の名称で運営されていた大規模ホテルで、会場や会議室、レストラン、プール、フィットネスも併設している。

 客室面積は38~54平方メートル。客室にウォシュレットを設置するほか、フリーチェックアウトやハイグレードアメニティを一部導入した。16年5月20日にはグランドオープンを予定しており、フロント・ロビーの改装や自動チェックイン機の導入、節水シャワーをはじめとする省エネ対策を進め、テナントとして日本食レストランの開店も予定。

 同グループ代表の元谷 外志雄氏は「アメリカ全土で展開していくことでアメリカのホテル文化を変えていきたい。最初の2年間は準備期間でもありゆるやかなスピードだが、その後ピッチを上げ、5年間で100ホテルを目指す」とコメントした。

 第2弾ホテルはニューヨークで検討中。


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