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「日管協フォーラム2015」開催。過去最高の1,700名超が来場/日管協

503社・1
733名の来場者が詰めかけ、全17講座はすべてがほぼ満席となった

 (公財)日本賃貸住宅管理協会は16日、「第3回 日管協フォーラム2015」を、明治記念館(東京都港区)で開催した。

 同協会の主要8委員会と2ブロックの活動内容や成果を一堂に発表するもので、全17講座とレディース委員会特別講演に、今年は503社・1,733名の来場者が詰めかけた。同協会会長の末永照雄氏は、「延べ参加者数は3,865名となり、目標の3,660名を上回ることができた。最先端の情報を伝えるのが同フォーラムの使命と捉え、引き続き運営に注力したい」などと話した。

 研修委員会は、PCやスマートフォン仕様の賃貸管理実務マニュアル「MINAHARE(ミナハレ)」を提案。業務の基本的な手順例やチェックポイントの確認機能に加え、現場で生まれたノウハウを投稿し共有するといった構想について説明した。また、国際交流研究会は、外国人賃貸の近況や変貌する居住実態について解説した後、外国人投資家向けビジネスに関するパネルディスカッションを実施した。

 日管協総合研究所は、賃貸住宅トラブルの具体的な解決策を、同研究所研究所員・主任相談員の長井和夫氏と日山秀治氏が、近年の相談事例を交えながら公開。東京都支部は、管理会社に特化したマイナンバー対策について解説した。

 また、同日開催された「レディース委員会設立18周年 全国大会パーティ」には、同フォーラム最多となる約400名が参加。三井不動産リアルティ(株)コンサルティング営業一部営業グループの宮本 佳代子氏が「不動産は私を裏切らない(黒革の手帖 不動産編)」をテーマに特別講演を実施。人との縁や絆の大切さについて話し、その後行なわれたパーティも盛況となった。


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