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首都圏マンション発売、大型の発売先送りで2ヵ月連続減/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は17日、2015年10月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売は2,921戸(前年同月比6.5%減)。大型物件の発売先送りにより、2ヵ月連続の減少となった。月間契約率は68.8%(同5.5ポイント増)で、2ヵ月連続の70%割れ。1戸当たりの平均価格は5,364万円(同17.6%増)、1平方メートル当たり単価は75万9,000円(同19.0%増)だった。

 即日完売物件は、「Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE 1期4次」(東京都中央区、60戸、平均1.5倍、最高8倍)など5物件122戸。20階以上の高層物件は16物件475戸(同36.5%増)、契約率は79.8%(同18.3ポイント増)。月末時点の販売在庫数は5,019戸で、前月末から60戸増加した。

 なお、11月の発売戸数は3,500戸を見込む。


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