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第1回「ウッドデザイン賞2015(新・木づかい顕彰)」を発表/ウッドデザイン賞運営事務局

 ウッドデザイン賞運営事務局((特)活木活木森ネットワーク、(公社)国土緑化推進機構、(株)ユニバーサルデザイン総合研究所)は10日、本年度新たに創設した第1回「ウッドデザイン賞2015(新・木づかい顕彰)」の受賞者を発表。上位賞受賞表彰式を、東京ビッグサイトで行なった。

 同賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取り組みについて、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度。今回の受賞は、農林水産大臣賞(最優秀賞)1点、林野庁長官賞(優秀賞)9点、審査委員長賞 (奨励賞)30 点。

 農林水産大臣賞(最優秀賞)は、地方創生に貢献する林業・木材産業の六次産業化モデルを実践している(株)西粟倉・森の学校(岡山県西粟倉村)の「『みんなの材木屋』発 森と暮らしを創る六次産業化モデル」が受賞した。

 林野庁長官賞は、「ライフスタイルデザイン部門」が「ららぽーと海老名、キッズプレイエリア『ウッドキューブ』」(大建工業(株)、パワープレイス(株)、三井不動産(株))、「住まいの耐震博覧会」(ナイス(株))、「連続開口設計サポート」((株) LIXIL)。
 「ハートフルデザイン部門」が「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」(九州旅客鉄道(株))、「アベマキ学校机プロジェクト」(岐阜県立森林文化アカデミー、美濃加茂市ほか)、「東京おもちゃ美術館『ウッドスタート』」(NPO法人日本グッド・トイ委員会)。
 「ソーシャルデザイン部門」が「積水ハウス シャーウッド~純国産材プレミアムモデル~」(積水ハウス(株))、「キシル六次産業化プロジェクト」((株)キシル)、「RC/S 造建築物における内装木質化設計マニュアルの作成((公財)木材・合板博物館)。

 そのほかの受賞作品については公表資料参照。

 なお、10~12日に「東京ビックサイト」東展示場で開催される、「エコプロダクツ2015」」内に設置された「ウッドデザイン賞特設ブース」で、上位賞受賞作品および二次審査を通過した「ウッドデザイン賞」受賞作品(397点)をパネル等で展示する。


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