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主力の仲介事業は営業収益過去最高を更新、増収減益/住友不販16年3月期第3四半期決算

 住友不動産販売(株)は8日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)の連結営業収益は489億4,800万円(前年同期比1.4%増)、営業利益96億4,000万円(同7.9%増)、経常利益97億1,300万円(同6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益64億1,500万円(同10.7%増)。

 主力の仲介事業では、取扱高がホールセール部門の大型案件減少により7,827億2,300万円(同2.2%減)と減少したが、主力リテール部門の成約件数・単価は期初より9ヵ月連続でプラスと好調を維持。取扱件数2万6,826件(同7.1%増)、営業収益401億9,600万円(同3.4%増)と、いずれも第3四半期での過去最高を更新し、営業利益109億4,800万円(同7.6%増)を計上した。

 受託販売事業は、地方圏の引き渡しが大幅に増加したことで、取扱件数2,428件(同4.3%増)、取扱高963億800万円(同3.2%増)、営業収益30億8,100万円(同8.2%増)、営業利益5億7,600万円(同16.5%増)と増収増益となった。

 なお通期では、連結営業収益766億円、営業利益178億円、経常利益178億円、親会社株主に帰属する当期純利益117億円を見込む。


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