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主要事業の好調で売上高5,574億円に/住友不動産16年3月期第3四半期決算

 住友不動産(株)は9日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)の連結営業収益は5,574億4,500万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は1,290億4,500万円(同11.5%増)、経常利益は1,125億2,000万円(同17.1%増)、四半期純利益は727億9,400万円(同23.4%増)となり、主要4事業すべてで増収増益となった。

 不動産賃貸事業部門では、既存ビルの収益改善と前期竣工の「住友不動産御成門ビル」、「住友不動産平河町ビル」の通期稼動が業績に寄与。営業収益は2,310億9,400万円(同8.5%増)、営業利益は892億9,200万円(同11.9%増)と増収増益となった。
 通期予想に対する進捗率は81%。なお、当期末時点の既存ビル空室率は4.7%と低水準を維持している。
 不動産販売事業事業部門では、「グランドミレーニア(南池袋)」、「スカイフォレストレジデンス(高田馬場)」など、マンション、戸建て、宅地の合計で2,827戸(同8戸増)を販売計上した結果、営業収益は1,453億8,200万円(同9.5%増)、営業利益は291億5,600万円(同15.3%増)となった。

 通期については、営業収益8,500億円、営業利益1,740億円、経常利益1,470億円、当期純利益880億円を見込んでいる。


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