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15年の建設工事受注高、6.9%増の81兆7,765億円/国交省調査

 国土交通省は10日、2015年計の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同年の受注高は81兆7,765億円(前年比6.9%増)。このうち、元請受注高は55兆6,918億円(同6.4%増)、下請受注高は26兆847億円(同7.9%増)だった。元請受注高のうち、民間等からの受注は39兆8,619億円(同14.3%増)。

 民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は、8兆9,170億円(同25.4%増)。発注者別では、農林漁業316億円(同108.8%増)、鉱業・採石業・砂利採取業・建設業494億円(同95.2%増)などが大幅増に。不動産業は3兆1,322億円(同30.7%増)となった。
 なお、公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は14兆9,257億円(同9.7%減)。

 15年12月の受注高は7兆1,720億円(前年同月比12.0%増)。このうち、元請受注高は4兆8,136億円(同9.0%増)、下請受注高は2兆3,584億円(同18.4%増)となった。
 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆2,407億円(同5.3%減)、民間等からは3兆5,729億円(同15.1%増)。

 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆1,811億円(同5.4%減)。このうち、国の機関からの受注は3,904億円(同9.5%増)、地方の機関からの受注は7,908億円(同11.4%減)だった。


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