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首都圏在住者の約7割が「趣味・価値観反映したすまいなら狭小住宅OK」/三菱日立ホームエレベーター調査

 三菱日立ホームエレベーター(株)はこのほど、20~40歳代の子育て世代を対象に実施した「住まいのロケーション」に関する調査結果を発表した。

 調査対象は、第1子が小学校入学前の子供を持つ首都圏在住者男女660人(都内在住者330人、埼玉・神奈川・千葉の隣県在住者330人)。調査期間は2015年11月27日~12月4日。

 現在の住まいのロケーションについては、都内在住者の87.0%が「満足」と回答する一方、隣県在住者は64.2%にとどまった。

 住み替える場合の立地の希望を聞いたところ、都内・隣県在住者ともに9割超の人が「23区内」と回答。うち、都内在住者18.5%、隣県在住者21.8%が「中央区・千代田区・港区」の都心3区を希望している。23区内に住みたい理由としては、「職住近接による自由時間の増加」、「移動時間の短縮(隣県在住者)」などが上位に挙がっている。

 また、住み替えの際に「住居に自分や家族の趣味・価値観を取り入れたい」人は、都内・隣県在住者ともに9割を超える結果となり、趣味・価値観を取り入れた住まいであれば、都内在住者78.8%、隣県在住者67.9%が「小さな住宅(狭小住宅)でも構わない」と回答している。さらに狭小住宅に住む場合に実現したいことについて聞くと、「子供が思いっきり遊べる部屋・設備」「趣味のための部屋・スペース」「日当たりの良い上階にリビング」などの希望が目立った。


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