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家と車の連携機能を追加した新型HEMS発売/トヨタホーム

車載ナビからの遠隔操作(ナビ画面)
タブレット端末画面。消費電力を見える化

 トヨタホーム(株)は、家と車の連携機能を付加して利便性を向上させた(株)デンソー開発の新型HEMSを、4月発売予定の戸建て商品から採用する。

 スタンダード仕様「HeMS」(8万400円、工事費別)と、それをベースに家庭のエネルギー管理機能を強化した高機能仕様「HeMS Pro」(27万5,600円、同)の2種類を提供する。

 両機種は、「T-Connect」(トヨタ自動車が提供するナビ通信システム)対応車載ナビと連携することにより、外出時にはナビ画面から玄関ドア電気錠を施錠することが可能。目的地を自宅に設定すると、操作画面が起動し、セントラル空調の電源や給湯器の湯はりも遠隔操作できる。
 また、スマートフォンやタブレット端末から、日常生活の中でいつでも簡単に消費電力をチェックすることができ、「HeMS Pro」ではさらに、電力計測装置を搭載した分電盤と連携して部屋ごとに消費電力をチェックすることが可能。

 また、「HeMS Pro」独自の機能として、リチウム蓄電池との連携も可能。連携することにより、太陽光発電による電力や割安な深夜電力を、天気予報の翌日の天候状況に応じて最適に自動制御し蓄電できるようになる。さらにPHV車・専用充電器と連携するとタイマー機能を用いて深夜時間帯に充電でき、ガソリン代も含めた光熱費を節約できる。


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