三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は13日、「三井不動産スポーツアカデミー for Tokyo 2020」の開校式を開催した。
「三井不動産スポーツアカデミー for Tokyo 2020」とは、不動産開発カテゴリーにおける「東京2020ゴールド街づくりパートナー」の同社が、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会式委員会(以下、「東京2020組織委員会」)の協力を得て実施する、スポーツ教室。一流のアスリートを講師に迎え、オリンピック・パラリンピック競技を体験・紹介する機会を提供する。
中央区長の矢田美英氏や東京2020組織委員会理事の室伏広治氏らを迎え、開校式を開催。挨拶に立った三井不動産常務執行役員の小野澤 康夫氏は、「この取り組みは、オリンピック・パラリンピック種目の選手とこどもたちが直接触れ合うスポーツ教室を2020年に向けて継続的に開催していくというもの。地域のこどもたちを中心に多くの人がつながり、まちのコミュニティをより豊かにしていくことで、レガシーとして未来につなげていきたい」と述べた。
併せて、第1回のスポーツアカデミーを開催。東京都中央区の常盤小学校の児童約50名を招待し、体操競技オリンピアンの田中理恵氏と、ウィルチェアーラグビー日本代表の島川慎一氏、池崎大輔氏、今井友明氏を講師に、体操アカデミーとウィルチェアーラグビーの体験会を実施した。なお同社は、(一社)日本ウィルチェアーラグビー連盟のオフィシャルパートナーでもある。
今後も三井不動産が全国で運営するららぽーとや三井アウトレットパーク、まちづくりを進めている地域の小中学校で、アカデミーを開催していく計画。
6月はバトミントンオリンピアンの池田 信太郎氏、11月は陸上オリンピアンの朝原宣治氏を迎えて開催が決定している。