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東京・大手町の日本旅館、7月20日オープン/星野リゾート

「星のや東京」客室イメージ

 星野リゾートは7月20日、日本旅館「星のや東京」(東京都千代田区、総客室84室)を開業する。

 グローバル展開する外資系ホテルや日本を代表するホテルが数多く存在する東京で、国際的な高級ホテルと同列の価値を発信する潜在力が日本旅館にあると確信。施設のハード面や室礼、所作や振る舞いなど日本を象徴する文化としての日本旅館を開業する。

 東京メトロ「大手町」駅より徒歩2分、地上17階地下2階建て。コンセプトは「塔の日本旅館」。庭と平屋木造という横の展開ではなく、塔のような高さとラグジュアリーコンパクトな空間を実現する。

 外観は江戸小紋のモチーフをイメージしたデザインを採用。日本旅館という文化を「靴を脱ぐ」という行為を通じて象徴的に表すため、玄関で靴を脱ぎ、客室に案内するというスタイルを導入。館内のほとんどを畳敷きとした。

 1フロアは6室のみ。各階には、その階の宿泊者限定のくつろぎの空間として昼間にはお茶やお菓子、夜はお酒を楽しめる「お茶の間ラウンジ」を設けた。客室は、竹素材のクローゼットや障子を採用した日本伝統の和室のツインとダブルと各階の奥に位置する角部屋をシングルサイズの蒲団3枚を並べることが可能な客室の3タイプを用意。その他、17Fには大手町温泉の湯をひいた露天風呂と内湯、SPAリラクゼーションルームなどを配した。

 宿泊料金は、1泊1室7万8,000円~(税・サービス料10%込み、食事別)。


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